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公的保険と民間保険について
公的保険とは、主に自営業の方が加入する【国民健康保険】と一般企業の方が加入する【健康保険】のほかに、【介護保険】・【年金保険】・【労働保険】などもあり、それらを総称して公的保険と呼んでいます。
公的保険は加入者が病気やケガ、出産、死亡した場合には、必要なお金が支払われる相互扶助の健康保険制度です。
日本の健康保険制度は「国民皆保険」が基本で、国内に住所がある方であれば年齢や国籍(外国籍の方は在留期間が1年以上と決定された場合)に関係なく必ず何かしらの健康保険への加入が義務付けられています。
公的保険の優れた点は、日本国民全員が加入している保険なので、保険証があれば一律負担(1割~3割)で全国どこでも治療を受けることができます。
また、所得によって保険料に差はあるものの、基本的に誰でも一律で同じ保障を受けられる素晴らしい制度なのです。
一方、民間保険は任意加入の保険となるため、保険料や保障内容は各民間保険会社によって異なります。
基本的には保険料を多く支払えばより多くの保障を受けることができますが、行き過ぎたな保障を避けるために、まずは公的保険でカバーされる保障をしっかりとチェックしてから加入を検討すると良いでしょう。
公的保険と民間保険の比較は以下の通りです。
|
公的保険 |
民間保険 |
加入 |
義務 |
任意 |
保険料 |
所得に応じる |
リスクに応じる |
保障内容 |
一律 |
保険料に応じる |
次回は公的保険でカバーされる保障内容について詳しく見ていきます。